「変形金剛」すなわち「Transformers」を題材にしたオンラインゲームを,DQ10 RMT,NetDragon(福建網龍網絡)が制作している。ChinaJoy会場のNetDragonブースでは,バンブルビーに似てるような似てないような巨大なロボが出迎えてくれるので,記念写真のちょっとした名所になっていた。 福建網龍網絡のProduct Manager 林言立氏 さっそく話を聞いてみたのだが,ハズブロー(Hasbro)との契約などもあり,詳しいことはまだ話せないとのこと。展示もムービーのみしかなく,詳細については教えてもらえなかったのだが,それでも基本的な事項については聞き出すことができたので,お伝えしたい。 まず,ゲームのジャンルはMMORPGである,ドラクエ10 RMT。ストーリー的には,アニメや映画とはまったく関連がない,ゲーム独自のものとなる。 プレイヤーは,ロボットを作り上げ,それを使って戦う立場だ。Transformersの場合,本来操縦者はいないことになっているような気がするが,操縦者と考えるのが一番分かりやすいだろう。自分だけのロボットを作り上げ,戦っていくのが基本となる。 ゲームにはPvEとPvPが用意されているのだが,PvEで戦う相手は誰なのかについては,独自のストーリーということでアニメなどとは事情が異なるらしい。現時点では「海賊」と「宇宙人」の2種類がいることまでは教えてもらった。海賊……。なんとなく世界観にそぐわないような気がするが,制作は中国のNetDragonではあるものの,基本的にアメリカ側の企画で動いているので,そう突拍子もない展開にはならないだろう。PvEでは,パーティプレイが基本になるとのこと。 ロボットは現在90種以上が実装されており,それらはもちろん,クルマや飛行機に変形するロボット生命体だ。変形のタイプによって戦闘システムなどが変わってくるそうで,このあたりは詳細情報を待ちたい。 ちょっと変わった情報としては,自分の所有するTransfomersを5台合体させて,巨大なロボにすることもできるという。ある程度のレベルになったら,そうしたことができるようになるらしい。どういった組み合わせでどんなことになるのかなど,想像するとちょっと眠れなくなりそうだ。 現在は,中国内陸部向けに作業を進めており,2012年3月には正式サービスが開始される。日本での展開については未定だが,どんな感じに仕上がるのか,ちょっと興味をそそられるタイトルである。
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